FENCEの向こうのアメリカ
スティーブ・ジョブス、デニス・リッチーそして柳ジョージの訃報を立て続けに聞き、少し感傷的になっていた。
当方システム屋なので、前2名はもっと熱く語りそうな人に心当たりがある。
自分は柳ジョージの思い出を語りたいと思う。
自分が若い頃影響を受けた(というと気恥ずかしいが他に言葉が見つからない)人の訃報が増えると言うことは、年を取ったということなのだろう。
柳ジョージである。所ジョージではないという注釈がいるような時代になっているかもしれない。友人との間では「日本一Babyが上手いシンガー」である。
初めて聞いたのは『さらばミシシッピ』今思えば巨大なラジカセのCMソングだった。
ラジカセも若い人には伝わらないのだろう。
何が良いのか分からないが、柳ジョージ&レイニーウッドのアルバムは、結構聞き込んでいる。
歌い手としての力量は高かったと思う。有名な曲ではないが『ストリートバトル』という曲がある。最初ずっとレイニーウッドのユニゾンが続いて、サビの部分から柳ジョージの声が被さって来る。その瞬間に素人の歌からプロの曲になるような、そんな印象を与える程である。
バラードとかとても良い。改めて歌詞を読むと、たいてい情けない、女々しい男の歌が多い気がする。それがまた沁みるというか、自分が好きな曲を思い返すと、たいていそうだったりする。
今、思うと自分の横浜のイメージはほとんどこの人の曲から出来ていた気がする。いざ住んでみると普通の都会で、すこしがっかりした記憶もある。
そもそも、「今はもう無い」横浜を歌っていたからこそ、魅力的な街に見えていたのかもしれない。
最近はあまりメディアで見ることも無くなって来ていたけれど、久しぶりに思い出した。
「大きな声でSay Good Bye My youthful Days」という頃合なのかも知れないと思い、筆を置く。









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