不気味の谷
ファイナルファンタジー7を書いた後
『ゲームのキャラクターってリアルになりすぎると気持ち悪いんだそうですね。ディスカバリーチャンネルでやってました。』というコメントがあってから、そのことについてつらつらと考えていた。
考えがまとまらないので、とりあえず記事にしてみる。
その現象、世に 不気味の谷現象 というらしい。てっきり、『不気味の壁』だと思っていました。
『バカの壁』と混じったか?
しかも、日本のロボット工学者が提唱しただけで、別に定説でもないらしい。
ともあれ、なぜ谷かというと、ロボットの外観や動作が人間に近付いて行くにつれ、親近感が増していくが、ある時点で突然強い嫌悪感に変わるり、更に進んで人間と見分けがつかなくなると、人間と同じような親近感を覚えるようになるからだそうです。
人間との類似度と親近感をグラフにすると、徐々に親近感が上がって、100%になる直前に、ガクンと落ちる範囲があるから、それを『谷』と表現したと。
その辺の感覚というのは、CGにも近いものが有る気がします。ただ、全く同じとも思えないところもあり、中々まとまらない訳です。
まとまらないまま、思ったことを書いていくと。
不気味の谷というのは、人型に限った話でもないとも思う。機械仕掛けの縫いぐるみ(で良いのか?)も、動きとか精巧なほど気味悪く感じることがありますし、いわゆる縫いぐるみよりも剥製の方が気味悪いですしね。
人型3次元で考えると、蝋人形とかは、リアルなほど気味悪い。
あれは、まるで生きているように見えるのに生気を感じないことの不気味さかな?とも思うが、リアルさに関係なく『生気のある人形』があったら怖いな。とか。
混乱するでしょ?
やっぱり不気味なのと、怖いのは分けなきゃだめかな。
CGの場合、確実に言えるのは、無機物には不気味の谷は無い。ということでしょうか。
最近のレースゲームなんて「実写か?」と思うほどハイレベルになっていますが、どんなにリアルになっても、不気味な感じは出てきません。
当たり前に感じるかも知れませんが、これは人型になっても同じで、例えばスターウォーズのC3-POみたいなキンキラボディなら、どんなにリアルになっても不気味さが無いんですよね。
どうもこの現象は、『瞬間的には生き物に見える』ものに特有な現象で、特に人間を模している場合に顕著なのは確かなようです。
気が向いたら続きを書きます。








Comments
”皮膚が考える。”というようなサイエンス記事を最近どこかで読んだのですが。人は人型ロボットやCGキャラクターを見るとき、相手に触ることを想定して見ているんだなあと思いました。
Posted by: T | August 26, 2008 at 01:59 PM
肌で感じるとか、肌でわかるとかいいますよね。ただ、何の論理性も無く「わたしには肌でわかるんです!」と真顔で言われても、なんだかなあ、というときもあります。そういうのは、オイトイテ、皮膚感覚というものを考えてみたいとは思いますが、皮膚感覚を突き詰めていくとどうしても、不気味、グロい、エロい、につながっていきそうなので、あまり深入りしないほうがいいかも。そういうのを突き詰めて作品化したのがドグラ・マグラなのではないでしょうか。
Posted by: T | August 26, 2008 at 09:53 PM